ボーイング777-300ER型機は現在運航されている民間航空機の中では最大の双発機です。環境への配慮もさることながら優れた燃料効率は、燃油高騰のさなか非常に注目されております。
双発エンジンと機材の軽量化により同じサイズの4発機と比較して燃料消費量は1旅客あたり20~25%低減させることができました。主翼に先端に取り付けられた6.5フィートのレイクド・ウィングチップにより航空機の空気抵抗が改善され上昇能力が向上し、以前よりも短い滑走距離での離陸が可能になりました。また、これにより消費燃料を低減させることが可能になりました。
当社は、ボーイング777-300ER型機のエンジンとして、民間航空機用ジェット・エンジンの中で最も静かで最大の推力を誇るジェネラルエレクトリック社製のGE90-115Bを選択いたしました。
エンジンの特徴として、複合材スウェプト・ファンブレードとチタニウム前縁が採用されております。
また、当社のボーイング777-300ER型機のコックピットにはエレクトロニック・フライト・バッグ(EFB)が搭載されており、操縦士がコックピット内に搭載していたすべての書類や航路図をペーパーレス化しております。EFBの特徴としては、衛星参照技術による誘導路図、滑走路状況により最適な速度とエンジンの設定を算出することができるパフォーマンス計算装置、キャビン監視システム用表示装置などがあります。
さらに当社では操縦士トレーニングセンター内のボーイング777-300ER型機のシミュレーターにEFBを搭載し、EFBの使用経験を地上にて積む事ができるようにしております。
当社は、最初に受領した2機のボーイング777-300ER型機を2005年から台北―バンコク―ロンドン路線に投入し、3機目を今月(2006年7月)台北-ロサンゼルス路線に投入いたします。今後、10年以内に長距離路線の主力機材をすべてボーイング777型機にする予定です。
ボーイング777-300ER型機のゆとりある客室環境を乗客の皆様にご利用していただくために、3クラス制を採用しており、プレミアム・ローレルクラス、エリートクラス(プレミアム・エコノミー)、エコノミークラスの合計316席になっております。
また、すべてのお客様がAVOD(オーディオ・ビデオ・オンデマンド・システム)やデジタルShort Message Service(SMS)がご使用いただけます。
エバー航空は、台湾を代表する航空会社であり、世界最大級のコンテナ船運航会社エバーグリーンを筆頭とするエバーグリーングループの一員です。
現在、当社では3機のボーイング777-300ER型機を所有しており、2009年6月までさらに9機を受領する予定です。
当社は1989年3月に設立され台北(台湾)をハブとして4大陸44都市に運航しております。
現在、50機の航空機を所有しており、内訳はボーイング747-400型6機、ボーイング747-400コンビ型機9機、ボーイング747-400型貨物機3機、マクダネルダグラスMD-11F型貨物専用機14機、マクダネルダグラスMD-90型4機、ボーイング777-300ER型3機、エアバスA330-200型11機となっております。